9月のCooking Class

生徒一人(Eちゃん)のCooking Class。9月はイギリス人の友人に本場レシピを伝授してもらってから、時々我が家の食卓に登場する新メニューなFish and chipsです。揚げ物を食べるのも料理するのもあまり得意ではない私と生徒のEちゃんだけど、昼から揚げ物チャレンジしてみる?….ってコトで作りました。

Britishな彼曰く、「ポテトは前日にカットして冷蔵庫で乾燥させろ。」とのコト。これでカリサクに揚がります。魚が嫌いなので食べる事は滅多にないけど、自分で料理したもの(白身のみ)ならそこそこ食べられる。

そんな私がお魚さんに”Dry cure”を施しているのを見てEちゃんがビックリしていた。普通はベーコンやハム、プロシュートなどに使うテクニックですが、魚(エビなんかもOK)をDry curingするとプリップリになって臭みもなくなります(肉のDry cureとは材料とやり方が異なる)。私は毎回必ずコレをやってから調理するのだけど、同じく魚があまり得意じゃないEちゃんが感動してました。

Guinness Beer batterを使ったカリサク&プリンプリッなFishとカリカリなChips。Malt Vinegarを軽くかけて食べるのが最高に美味しいっ!衣はあくまでもうっすらだけどポクポク(?)な感じ。そのサクサク感と言ったらハンパないですっ。

おやつはイギリス繋がりでBritish Sconesを。スコーンも地方によっていろんな種類があり、今回は固めなスコーンをチョイス。
毎回思うけど、人に何かを教えるって難しい。特に目で見えない”感覚”を伝えるのは容易ではなく、生地の捏ね具合とか混ぜ方とか、「手早くねっ。」の”手早くの違い”なんかでうまい具合に仕上がらないこともしばしば。出来るだけ彼女に作業をしてもらって私は脇で見ているようにしているものの、たまに「こんな感じで〜。」っとお手本を見せることもあり、その”こんな感じ”の度合いが結構違ったりする。

今回のスコーンは生地をいじりすぎ、成形時に強く押し付けすぎだったため残念な出来上がりになってしまいました。。彼女にうまく説明できなかったのが申し訳なく、何かうまく伝える方法はないかと考えたものの解決策は見つからず…。最終的に「料理やお菓子作りは何度も失敗を繰り返すことで腕が上がるもの。」ってコトで落ち着きました。諦めず彼女がまたチャレンジしてくれることを祈ってます。。

オマケ1 :  Salsa
昔は出来合いの物を買っていたけど、人気が出てしまったためなのか値段が昔の倍になってしまったためこれまた自家製のを使ってます。

本場Mexicoのお婆ちゃんレシピは、フレッシュではなくちょっとだけ煮込むタイプ。こうやってCanningしておけばいつでもサッと使えて便利。そして「なんでもっと早く自分で作らなかったんだろう…。」って言うほど美味しくて、今までお金を無駄にしていたことを大反省。Homemade Tortillaのために最近入手したあるアイテムと合わせ、我が家のメキシカンメニューがグッとグレードアップしましたっ。

オマケ2 : Morning Baked Egg
朝一でも冷蔵庫の残り物でサッと作れるメニュー。

ディナー向きなBaked Eggとはまた違い、フレッシュなクリームと卵のトロトロがたまりませんっ。

オマケ3 : TAZAのChocolate
Mexican Chocolateにインスパイアされ、2005年Bostonに小さなチョコレート工場を立ち上げたTAZA Chocolate。以来オーガニックな材料と良質なメキシコ産カカオを使い、様々なフレーバーのチョコレートを製造、販売しています。
チョコレートにも異常な拘りがある私。毎日3時のコーヒーブレイクにはナッツと合わせて必ずポリポリやってますよ。

メキシカンチョコレートといえば石臼で挽いたザラッとしたカカオの舌触りと、素朴ながらスパイスを効かせた大胆な風味が特徴。日頃カカオ70%以上のチョコレートを好んで食べる私が数年前アメリカで出会ってから必ずストックしてあるお気に入りです。日本だと高いのでアメリカにて調達しています。ちなみに似たようなのがTrader Joesでも売ってるので今度試してみようかねぇ。

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