日本ではあまり馴染みのないSourdough Bread。きっとイメージするのは硬めの食感でモソモソしてて、ズッシリと重たくてなんか酸っぱい?…とか?でもね、粉と水、塩だけで作り方、焼き方によってフカフカなソフトブレッドにもなるし、バリバリなハードブレッドにもなるんですっ。
味もSourdough独自の風味を効かせた”サワー”なテイストにもなるし、粉の風味を生かしてほんのり甘い仕上がりにも出来るってところがSourdough Breadの魅力の一つ。Starterを自在に操れるようになるといろんな種類のパンでが焼けるようになり、レパートリーが無限に広がります。
こちらは卵とバターをたっぷり加えたBrioche。Briocheは正直キライな部類に入るのだけど、Sourdough Briocheはリッチな風味の奥にほんのりと酸味があってとても美味しい!
キライだからと頑なに避け続けてたけど、なんとなく思い立って初めて焼いてみたら….もっと早くチャレンジすればよかった。。と思うほど激ウマ。フッカフカでかぶり付くと幸せいっぱい。もう2〜3回焼いたらきっとビジュアルもマシになるわねぇ。
我が家のSourdough Starter(FranklinとBullitt)を使った新しいメニューを日々研究していているのだけど、どれも美味しすぎてレシピが増え続けてます。こうなると、なかなか”いつもの”を焼く機会がなくなってしまい。。ちょっと寂しくもあり。。
タイプも様々なので、気分によって(用途によって)Sourdoughを楽しんでいます。シナモンとレーズンで幸せのCinnamon Raisin Sourdough Breadに、Rye FlourとWalnutsの香ばしさがたまらないWalnut Rye Sourdough Bread。そして何となくノスタルジックなPigs in a Blanket。
同じSourdoughでも、見た目、食感、味、テクスチャー全てが違ってそれぞれ個性的。
こちらは定番のSourdough Dinner Rolls。昔パン屋でアルバイトしていた経験がある旦那に、「やってみる??」と。。
ウン十年ぶりにパン生地に触ってコネコネやったら、なんとなく昔の感覚が戻ってきて。。上手に丸めてくれましたっ。なんだか楽しいみたいだから、最近はこの工程のみ毎回旦那にお願いしています。
そして焼きあがるとこんな感じにフッカフカ。ゲストに振る舞ったら「自家製でしかも天然酵母(とはちょっと違うけど)なのにこんなにフカフカで美味しく焼けるんだ〜!」と感動してもらえました。
で、このゲストってのは私のCooking Classの生徒さん(ってか友人)。
Cooking Class
この時はCabbage Gratinを作ったのだけど、旦那が丸めたSourdough Dinner Rollsとの相性も抜群で毎度の「美味しい〜!!!」が止まらない友人。
丸ごと1個、春キャベツをグリルして甘味をグッと引き出した簡単メニュー。おやつはRum Ballsを作って、これまた簡単だからびっくりしてくれた友人。リアクションを見るのが毎回楽しみですっ。
満開の桜を楽しみつつ、ようやくやってきた春に胃袋もウキウキ。シーズンごとにやってくる”美味しい季節”を楽しみましょう〜。
またNapaに行く予定なのでぜひ立ち寄ってみますっ。スターターも連れて帰って来れたらうれしいですね〜。
いつもコメントありがとうございます。
あの酸味のあるパンを食べたくて。。わざわざサンフランシスコの種輸入しましたっ。もし美味しいSourdoughのお店をご存じでしたら教えてほしいです〜っ(来年行く予定)。