イギリスの料理はマズイとよく言われますが…本当はウマイ物がたくさんある。
今回はそんなEnglandの名誉挽回の為、とっても美味しくて簡単に作れるメニューを紹介しますっ。
・Shooter’s Sandwich
昔、ハンターがこれを持って狩りに出かけたと言うのが名前の由来。
前日にパンにお肉やマッシュルームやパテを詰め込んで、上に重石をしておく。で、ハンティング当日はこれを抱えていったらしいです。
一度にたくさん作れるし、荷物に押しつぶされても元々ぺちゃんこなので気にならない。お腹が空いたら包み紙を開いて食べたい分だけカットしてモグモグやると言う、なんとも合理的な昔の”お弁当”。
一晩寝かせるのでしっとりしててお肉も柔らか。濃厚マッシュルームとのマッチングも最高っ。
この時は時計職人友人が来る予定だったので、カンパーニュを使って直径35cmのBIG サイズを作りました。大きめのバケットでも作れます。
特製ソースをたっぷり塗りこんだパンに、ステーキ&じっくり炒めたマッシュルーム。パテの代わりにクリームチーズやマスカルポーネ、リコッタチーズでもOK。包みごと持って出かければ、パクパク頬張れるお手軽ランチになります。
デザートはシンプルなPanna cotta。
自家製Pineapple JamとRoasted Strawberrysを乗せて…ヒンヤリ夏のスイーツに舌鼓。
・Shepherd’s Pie
Shooter’s Sandwichがハンターの料理で、Shepherd’s Pieは名前のとおり羊飼いの料理。パイ生地は使わずマッシュポテトで蓋をします。
本来マトンやラムなど羊肉を使うのだけど、苦手なのでいつも牛挽肉。たっぷりお野菜とトマトで炒めたフィリングに、フワフワなマッシュポテトをてんこ盛り。
オーブンにブチ込んでアツアツをいただきま〜す!
イギリス=料理が美味しくないと言うイメージは昔からあるけど、作り方次第でなんでも美味しくなるもんです。
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